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17/09/2025
健康志向が高まる中、遠くを探さなくても身近に新しい健康食品があります。ウォルフィアは東南アジアの一部で伝統的に食されてきた小さな水生植物で、最近の注目のスーパーフードとして認知されつつあります。今回はウォルフィアとは何か、その健康効果を紹介します。
ウォルフィア(水豆、とも呼ばれる)は、アヒルゲロ科に属する非常に小さな緑色の水生植物で、池や沼、川など淡水域に普通に見られます。小さな緑色の粒のような見た目で、食感は魚の卵に似ており、味はほとんどありません。タイでよく見られる種はウォルフィア・グロボーサで、「カイプム(Khai-Phum)」と呼ばれています。環境変化に非常に強く、急速に増殖します。
スーパーフードとは、健康に有益な豊富な栄養素を含む食品を指します。ウォルフィアは以下の特徴でこの称号にふさわしいとされています。
ウォルフィアのタンパク質含有量は乾燥重量の約20~40%、栽培状況で変動します。これは大豆やレンズ豆などの植物性タンパク質に匹敵し、育成も簡単で速いのが特徴です。
植物性で脂質は少なめですが、健康的なオメガ3脂肪酸を含み、炎症軽減や心臓・脳の健康をサポートします。
鉄分、亜鉛、カルシウムなどの必須ミネラルや、トコフェロール、ビタミンE、カロテノイド、フィトステロール といった抗酸化物質も含み、コレステロール低下や細胞損傷防止に役立ちます。特に動物性食品に多いとされるビタミンB12を植物で摂れる希少な食品の一つです。
食物繊維や複合炭水化物が豊富で、消化器系の健康促進や満腹感の維持に繋がります。
味がほとんどないため、他の料理の栄養価を高める目的で使われることが多いです。自然から採取したものは汚染のおそれがあるため、通常は生食せずに調理してから食します。
※あらかじめ湯通しするのがポイント
タイでは、新鮮なものが市場で安価に手に入り、品質の良い農場栽培品はスーパー(生鮮食品コーナー)でも販売されており、生食も安全です。
タイ国外では大型の浮草が売られることがあるものの、一般消費者向けにはあまり流通していません。
ウォルフィアは栄養価の高さだけでなく、環境負荷が小さく持続可能な食品としても注目されています。小型で成長が速いため、極めて小さな面積で栽培でき、宇宙食としても有望とされています。
「カイプム」は、栄養価が高く食べやすい、環境にも優しい地元のスーパーフードです。手頃な価格で入手しやすく、伝統食材としてだけでなく健康食品として世界的にも注目されています。
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